「有機野菜は体にいい」といいますよね。ちょっと高めの有機野菜。本当に普通の野菜と違うのでしょうか?有機野菜の本当の定義を知っていますか?有機野菜(オーガニック)と混同されやすい無農薬野菜や減農薬野菜という表示は、2004 年 4 月 1 日に施行された農林水産省の特別栽培農産物ガイドラインによって使用禁止になり、「特別栽培農産物」に統一されました。有機野菜は、本当に厳しい条件で作られた安全な野菜なのです。

「有機農産物」「有機野菜」と表示するためには、
といった条件を満たすことがJAS法で定められています。
このマークがJAS認定の有機野菜の目印です。現在、国内で有機栽培認定されている農家は、全体の1%も満たないと言われています。有機野菜は貴重なのです!
有機野菜には、こんな難しさもあるのです。有機野菜と認証されるには、種まきをする2年以上前から、畑で農薬や化学合成肥料を原則として使えません。実質的には有機栽培を行っている畑があったとしても、その隣の田園が農薬や化学肥料を使っている場合、JASの認定は受けられません。また、稲作については、上流の水田を経由した用水を直接、下流の水田で取り入れた場合などは、有機表示できなくなります。これだけ厳しいのですから、有機野菜が高いのは仕方がない気がします。
無農薬野菜や減農薬野菜という名称は、自己申告制でした。前年、除草剤を使った畑で、その成分が残留していても、今年、農薬や化学肥料を使わずに米を作れば「無農薬米」となります。また、その地域で通常使用される農薬の使用回数を半分に減らすことが「減農薬」表示の条件だったので、通常は30回農薬を使用していた地域で半分の15回にすれば減農薬の表示ができます。その一方で、通常は10回農薬を使用していた地域で7回に減らしても、減農薬と表示できなかったのです。このようなあいまいな表示に惑わされることがなくなり、本当にいいものだけを購入できるようになりました!
有機野菜は、通常の農薬を使った野菜よりも味が濃いといいます。昔の野菜は野菜らしい甘みがあったとよく言いますよね。土の中の微生物は、有機物を分解して、微生物が土の中の有機物を分解し、カルシウム(Ca)、マンガン(Mn)、マグネシウム(Mg)、鉄(Fe)、亜鉛(Zn)、銅(Cu)といったミネラル分を作り出します。このミネラルこそが甘味、旨味、コクといった野菜の味の決め手になります。有機肥料を使った有機野菜は、土が違うからおいしいんですね。また、有機野菜の良さは味だけではありません。有機野菜に変えてから、お子さんのアレルギー症状が軽減したという話を良くききます。農薬などの刺激が少なくなるからでしょうか。私の周りのママたちも、子供のアレルギーが良くなるまではと有機野菜を取り入れている人が多いです。これから、有機野菜がもっと身近なものになっていくかもしれません。
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